秋の交通安全運動が全国一斉に始まりました。歩行者の安全の確保や自転車のヘルメット着用などを重点に取り組みます。

 宮城県庁で行われた出発式には、警察や関係団体などから約230人が参加し、宮城県警の原幸太郎本部長が「秋は、夕方から夜間にかけて歩行者が死傷する事故が増加する傾向にある」と注意を呼び掛けました。

 宮城県では9月20日までに前年の同じ時期より9人多い32人が交通事故で死亡していて、このうち4割が高齢者です。

 秋の交通安全運動では、子どもや高齢者など歩行者の安全確保や自転車のヘルメット着用などが重点項目です。

 宮城県警交通企画課阿部博室長「交通ルールを守るということは交通事故を無くすこと、つまり平和な生活につながるということを強く認識していただき、ルールを守っていただきたいと考えております」

 県警はドライバーには早めの点灯、歩行者には反射材の着用を呼び掛けています。