悩みを抱える人の相談に応じるいのちの電話への理解を深めてもらおうと、仙台市青葉区でチャリティーバザーが開かれました。
このバザーは、仙台いのちの電話後援会が青葉区のサンモール一番町商店街を会場に毎年この時期に開いています。
会場では、宮城県の企業約50社や後援会の会員が持ち寄った食品や生活用品、花きなどが割安で販売され、訪れた人たちが次々と買い求めていました。
仙台いのちの電話後援会によりますと、相談電話は24時間年中無休で受け付けていて、2022年1年間に1万3000件を超す相談が寄せられました。
一方で、相談員はピーク時の約250人に対し現在は163人と高齢化を背景に年々減っているということです。
仙台いのちの電話後援会菅原裕典会長「このイベントに興味を持っていただいて、相談員の手伝いをしたいという方々が出てきていただければ、本当にありがたいと思っております」
バザーの利益は全額「仙台いのちの電話」の活動資金に充てられます。