宮城県美里町の小学校で、不審者の侵入を想定した対応訓練が行われました。

 訓練は、栗原市の小学校に軽トラックが侵入して児童をはねた事件から1年となった節目に、改めて学校の安全確保を図ろうと実施されました。

 学校の敷地内に侵入した不審者が「子どもに会わせろ」と迫ると、教師らは不審者が現れた事を示す合言葉を使って情報を共有し、取り囲んで説得します。

 その間、教室では机と椅子を重ねて侵入を防ぐためのバリケードがつくられました。

 そして、通報を受けて駆けつけた警察官らが不審者を取り押さえました。

 不動堂小学校藤木伸洋主幹教諭「訓練を通して心掛けることによって、命を守ることにつながるのかなと」