吉本興業が仙台市で市民劇団を立ち上げることになりました。座長を務めるのはタレントの千原せいじさん。郡仙台市長を表敬訪問し、劇団員への応募を呼び掛けました。

 吉本興業が12日に立ち上げたのは、仙台市よしもとふるさと劇団です。タレントの千原兄弟の千原せいじさんが座長を務め、宮城県に住む芸人3人が主要メンバーです。

 千原さんたちは郡市長を表敬訪問して劇団員への応募を呼び掛け、公演の日程などを報告しました。

 千原さんは仙台市の商売繁盛のシンボルとして知られる仙台四郎に関心を寄せていて、劇団では仙台四郎を題材に喜劇として舞台化を目指していると話しました。

 郡仙台市長「仙台四郎さんを取り上げていただいて劇団を作っていただくとお聞きしまして、大変心強く思ったところ」

 仙台市よしもとふるさと劇団は、まちを活性化する仙台市の事業として採択され、12日から劇団員の募集を開始しています。小学生以上であれば住んでいる場所は問わず、応募は可能だということです。

 千原せいじさん「仙台だけではなくて東北だけでなくて、北海道、東京、大阪でも声が掛かって是非やってくれと言われる劇団になってくれたらと思う。やりたい、出てみたいと思った子は全員是非是非お越しください」

 仙台市よしもとふるさと劇団は、2025年2月に仙台市青葉区の日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)で初めての公演を開催する予定です。