石川県能登地方の記録的な豪雨による被害を受けて、東北地方整備局は緊急災害対策派遣隊=テックフォースを派遣しました。

 東北地方整備局は、豪雨被害に見舞われた石川県能登地方の被災状況の調査のため、職員17人を派遣します。

 30日に先遣隊4人の出発式が行われ、西村拓局長が「地盤が不安定となる現地で安全に留意しながら、日頃培っている知見や技術力を発揮してほしい」と激励しました。

 石川県によりますと、豪雨の被害で29日までに11人の死亡が確認されていて、4人の安否や行方が分かっていないということです。

 テックフォース先遣隊佐藤彰班長「全容が全然分かっていないので、少しでも早く行って全容を把握したい。1日も早く安全安心な生活を取り戻せるように全うしたい」

 テックフォースは10月7日まで輪島市などに入り、道路や河川の被害、土砂崩れなどの被災状況の調査に当たる予定です。