部下の職員に対して「使えねえ」と言ったり腕をつねったりするなどのパワハラ行為をしたとして、埼玉県警の警部の男性が停職処分を受けました。警部は依願退職するということです。
埼玉県警によりますと、組織犯罪対策第一課の警部の男性(49)は4月以降、部下の男性2人に対して「使えねえ」と叱責(しっせき)したり、腕をつねったりするなどしたとして、停職1カ月の懲戒処分になりました。
警部の男性は部下の男性に対して日常的に怒鳴るなどのパワハラ行為をしていて、「カッとして言ってしまった」などと話しているということです。
警部の男性は依願退職するということです。
埼玉県警は管理職がパワハラに関する正しい知識を共有するための話し合いの場を設けるなどして、再発防止に努めるとしています。