海上自衛隊の隊員が潜水手当を不正に受給していた問題で、防衛省は新たに約80人の隊員を追加で処分する方針であることが分かりました。

 海上自衛隊では任務や訓練で潜水すると潜水手当が支給されます。

 深さに応じて支給額が増える仕組みで、今年7月には潜水訓練の実績を偽って不正に手当を受け取ったなどとして、幹部を含めて74人が免職などの処分を受けていました。

 不正受給は合わせて約4300万円に上り、調査は処分の公表後も続けられていました。

 関係者によりますと、防衛省は新たに海上自衛隊の約80人の隊員を追加で処分する方針で、近く処分内容を公表する見通しです。