梅雨や台風による水害に備え、仙台市は太白区の広瀬川で水防訓練を行い堤防の決壊を防ぐ手順などを確認しました。

 訓練は、集中豪雨で広瀬川の水が堤防からあふれそうな状況になっているとの想定で行われました。

 仙台市消防局の職員や消防団員など約260人は、住民への避難呼び掛けや、堤防の漏水を抑えるため半円形に土のうを積む月の輪工法など4つの工法の手順を確認しました。 また、今回は仙台市消防局と災害協定を結んでいる解体工事業者が初めて参加し、土砂崩れに巻き込まれた車に閉じ込められた人を重機を使って救助する訓練も行われました。