3年ぶりに有観客で行われる、仙台七夕花火祭の詳細が公表されました。感染対策のため、会場での飲食物の販売は見送られます。

 仙台七夕花火祭は、仙台七夕まつりの前夜祭として、毎年8月5日に開かれています。

 過去2年は、新型コロナの影響で打ち上げ場所を公表せず無観客で開催しましたが、2022年は3年ぶりに観客を入れて行われます。

 5日、主催する仙台青年会議所が会見を開いて詳細を公表しました。

 打ち上げ場所は、例年と変わらず東北大学の川内萩ホールで、午後7時15分からの1時間で1万6000発の花火を打ち上げる予定です。

 有料の観客席は、感染拡大前の2019年より約700席少ない5800席とし、国際センター駅周辺の3つのエリアと、東北大学川内キャンパスの計4カ所に設けられます。

 例年、観客席が設けられていた広瀬川に架かる仲の瀬橋は、密集を避けられないとし設置を見送りました。

 会場での飲食物の販売を見送り、警備員を増やすなどして密集を防ぐとしています。