歩行者や自転車の利用者に夕暮れ時の交通事故防止を呼び掛けるキャンペーンが、宮城県石巻市で行われました。
キャンペーンは、15日に石巻市で自転車の高齢男性が死亡する交通事故が起きたことを受け、市内のスーパーの駐車場で行われました。
警察官や交通安全協会のメンバーらがパンフレットを手渡し、夕暮れ時は車が見えにくくなるので気を付けるよう促したり、反射材など目立つものを着用することを求めたりして注意を呼びかけました。
石巻警察署武内和也交通課長「県内でも自転車に関係する事故、更には夕暮れ時の事故、こういった物が多発する傾向にあります。今後も年末にかけて、交通事故が多くなる傾向にありますので防止を呼び掛けると」
警察によりますと2021年、県内で発生した交通事故4286件のうち午後4時から8時の間に発生したものが1231件と、3割近くを占めているということです。