JR陸羽東線の存続を目指して、地元の宮城県大崎市は市内9つの高校に通う生徒と活性化策を話し合うタウンミーティングを開くことになりました。

 陸羽東線の古川駅より西側は、大幅な赤字を理由にJR東日本の見直し対象になっている一方、地元高校生にとっては通学の足になっています。

 こうした状況を踏まえ、大崎市の伊藤康志市長は3日の会見で、26日に地元高校生と活性化策を話し合う高校生タウンミーティングを古川駅近くで開催すると発表しました。

 古川高校、古川学園高校など市内の9高校から、通学に陸羽東線を使っている生徒40人ほどが参加して存続策を話し合い、市に提案します。

 大崎市は、年度末をめどに市としての活性化策をとりまとめる予定です。

 伊藤康志大崎市長「とりまとめの中に実際、(陸羽東線を)主体的に利用していただいている高校生の感想、提案をぜひ織り込んでいきたい」