様々な節約の情報がある中、東北電力でも省エネ・節約方法を紹介しています。実際にどのくらい効果があるのか聞きました。

 教えていただくのは、家庭の節電に詳しい小野日花里さんです。

 東北電力宮城支店小野日花里さん「例えば、冷蔵庫の設定を見直すことをお勧めします。設定温度を強から中に下げていただくことで、24時間節電の効果が続くので、すぐに冷蔵庫の温度設定を見直すのはお勧めです」

 冷蔵庫の設定を見直したり中身を詰め過ぎないよう確認したりすることで、年間約4000円の節約になります。

 そして、この時期欠かせない暖房については。

 東北電力宮城支店小野日花里さん「エアコンをいつも22度に設定しているのであればサーキュレーターを併用することで、20度まで下げてもあまり体感温度が変わらないということがあります。熱を生み出すというのが非常に電力を使うので、風を起こすようなものは温度を上げることよりはずっと消費電力が少なく済むので、設定温度を低くしてサーキュレーターを併用するほうが節電につながります」

 そのほか、洗濯物は暖房を使っている部屋に干す、トイレの便座は暖め過ぎず冷たいと感じない程度の設定にする、電気ポットも必要な時に必要な量だけ沸かすなど、小さな節電の組合わせが大きな節電につながります。

 東北電力宮城支店小野日花里さん「もちろん節電になれば電気料金が安く済むというところもあるんですけど、環境にもやさしいというところがあるので、そういったところを意識しながら節電に取り組んでいただければと思います」