宮城県富谷市で、中学生が避難所を開設し運営する訓練が行われ、地域防災の大切さを学びました。
避難所開設訓練を行ったのは、富谷市の成田中学校です。
訓練は大地震が発生したという想定で行われ、3年生126人は教室の被災状況を確認した後、使用する教室を割り振って避難者を誘導したり備蓄の食料品を運んだりしました。
1、2年生と、近くの成田小学校の6年生約300人は、高齢者や乳幼児、けが人などの避難者役として参加し3年生が避難所を運営する様子を見て学びました。
「中学生でもできること、避難者の方を受け入れたり食料を配ったり、できる精一杯をやっていくことが大切だと思いました」
また、当時小学2年生で震災を経験した大学生が、震災の記憶が無い世代に教訓を伝えようと自身の被災経験を紙芝居にして読み聞かせました。