仙台七夕まつりが8月6日に開幕します。仙台市中心部の商店街では、祭りを彩る七夕飾りの制作が大詰めを迎えています。

 ハピナ名掛丁商店街に店を構える、お茶と和雑貨の店大正園です。

 店主の佐藤英久子さんは、20年ほど前から毎年七夕飾りを手作りしています。急ピッチで飾りに花を付ける作業を進めていました。

 お茶と和雑貨の店大正園佐藤英久子さん「飾りが形になって皆さんに来てくださればそれで良いのかなと思って」

 新型コロナの感染拡大で七夕まつりが中止となった2020年、佐藤さんはコロナの収束を願いアマビエをテーマにした飾りを店頭に掲げ、祭りの復活を待ちました。

 5類移行後初となる飾りのテーマは「七転び八起き」。干支のウサギがダルマの姿で笑いかけています。

 お茶と和雑貨の店大正園佐藤英久子さん「コロナもだいぶ落ち着きをみせてきましたので、もう一度立ち上がってみんなで一緒に頑張りましょうという意味を込めて作りました。いつまでも続くような七夕まつりになってほしいと思います」