防災教育のツアーなどに役立ててもらおうと、震災伝承施設など被災地を巡る旅行業者を対象にしたモニターツアーが初めて行われました。
震災伝承施設や復興状況など情報を発信している3.11伝承ロード推進機構が、防災教育のツアーを計画する際に参考にしてもらおうと初めて行いました。
参加したのは近畿日本ツーリストや東武トップツアーズなど大手旅行会社の5人で、計画されている宮城県や岩手県の沿岸部を回る3つのコースのうち、宮城県のツアーが行われました。
石巻市のみやぎ東日本大震災津波伝承館では、職員から説明を受け震災の被害の大きさや避難の重要性などを学びました。
参加した旅行業者「一般の方ももちろんですが、まだ記憶の無い子どもたちとか、教育の現場に生かせればと感じました」
3.11伝承ロード推進機構原田吉信業務執行理事「(実際に見て)1人でも2人でもそこで気付きがあって学んでいただければ。教育旅行だけではなく、普通の一般の旅行ツアー商品の1つの中に組み込んでいただければいいのかなと思っております」