宮城県の稲刈りは作付面積全体の約6割で終わり、記録的な暑さの影響でこの10年で最も早いペースで進んでいます。

 県の発表によりますと、26日までに宮城県の作付面積の58.6%に当たる約3万3000ヘクタールで稲刈りが終わりました。 稲を刈り終えた面積が県全体で50%を超えたのは24日で、前年より1週間、平年より6日早いタイミングです。

 記録的な暑さが影響していて、この10年で最も早かった2014年に比べても3日早い日付です。

 県の担当者は「天気予報を確認の上、稲刈りを速やかに進めてほしい」と呼び掛けています。

 一方、記録的な暑さで米粒が白く濁るなど高温障害の懸念が出ていて、一等米の比率は29日に発表されます。