能登半島地震の発生から1カ月が経過しました。宮城県富谷市では中学生が募金活動を行い、集まった義援金が市に届けられました。
2日午後に富谷市役所を訪れたのは富谷中学校、東向陽台中学校、成田中学校の生徒会長と教員です。
3校の生徒らは冬休み明けからそれぞれの学校で募金をすることを発案し、3校で集められた計22万円余りを若生裕俊市長に手渡しました。
若生市長は「皆さんが善意の心を送ってくれたことは被災地の力になると思う」と生徒らの取り組みをたたえました。
富谷中学校生徒会長鎌田結大さん「いつもような日常、心から笑える日常が1日でも早く戻ってくれればうれしいなと思う」
集められた義援金は、富谷市から日本赤十字社を通じて能登半島の被災地に届けられます。