楽天イーグルスは、25日でキャンプ、練習試合、オープン戦と沖縄県での全日程を終了しました。練習試合は6敗1分け。24日からはオープン戦が始まって1勝1敗。今江監督は、収穫はあったとこの1カ月を総括しました。

 25日のDeNAとのオープン戦。1対0で迎えた4回、2番手で登板したのはドラフト1位ルーキーの古謝。DeNAの4番牧を空振り三振。立ち上がり無失点に抑えます。 続く5回は1塁3塁とピンチを招き、仙台育英出身で楽天にも所属した西巻に犠牲フライを許し同点に追い付かれてしまいます。

 古謝は3回を投げ、ヒット7本を打たれ3失点。結果こそ残せませんでしたが、今江監督はその内容を評価。今後のオープン戦も1軍帯同を明言しました。

 今江敏晃監督「点は取られましたけどいい球を投げると再確認できた。いい経験を少しずつ積んでステップアップしてほしい

 打線は7回、1点を返しなおも満塁のチャンスで日本ハムから移籍した育成選手の山田遥楓、そして辰己が凡退し追加点を奪うことができません。

 楽天はここまで、9試合で得点は平均2点台。得点力に課題を残しています。

 今江敏晃監督「収穫はチームの悪いところがたくさん出て明確になった。この2日間はいい形になってきた。仙台に帰ってリフレッシュして倉敷から気を引き締めたい」

 チームは26日に仙台に戻り、29日から岡山県倉敷市に移動してオープン戦を戦います。