宮城県の空き家の数は１４万戸と、過去最多に上ることが分かりました。

　総務省が５年ごとに行っている調査の結果によりますと、宮城県の空き家の戸数は２０２３年１０月時点で１４万戸と、前回２０１８年の調査より９５００戸増えて過去最多となりました。

　住宅全体に占める割合、空き家率は１２．４％と、回より０．４ポイント上昇しました。

　宮城県の空き家の数は東日本大震災の後に一時減少しましたが、再び増加しています。

　宮城県住宅課は、１人暮らしの高齢者が介護施設に入所したり亡くなったりして家が放置されていることが増加の要因とみていて、今後も各自治体の空き家対策を支援していくとしています。