将棋の藤井聡太八冠(21)に豊島将之九段(34)が挑戦する名人戦第3局は9日午後5時40分すぎ、藤井八冠が勝利し、3連勝で初防衛に「王手」をかけました。

 名人戦七番勝負第3局の2日目は藤井八冠が封じた45手目が開封され、東京・大田区の羽田空港第1ターミナルで午前9時に再開しました。

 タイトル戦21連覇中の藤井八冠は、この名人戦は初防衛がかかっています。

 対局は先手の藤井八冠が優勢に進め、午後5時40分すぎ、豊島九段が投了して藤井八冠が勝利しました。

 藤井八冠は3連勝で一気に初防衛に王手をかけました。

 第4局は18日と19日に大分県別府市で行われます。