長引く物価高騰で経済的な負担が増している学生を支援しようと、宮城県名取市の尚絅学院大学で200円ランチが始まりました。
鈴木奏斗アナウンサー「16日から提供が始まった200円ランチです。日替わりの肉料理にみそ汁、ごはん、小鉢も付いてバランスが取れた食事です」
尚絅学院大学では、550円前後で提供している学食のメニューを期間限定で200円で提供します。
1日80食限定で、費用は保護者と教職員が負担しています。
学生「おいしいです。忙しいとお弁当も作れない時があるので、学食が安いとすごくお財布的にも時間的にも助かります」「1人暮らししているので、200円は助かります。自炊するとなっても野菜とか肉とかが高くて手が出しづらいところもある」
大学によりますと、アルバイトの機会が減ったコロナ禍と比較すると経済状況は改善しつつあるものの、長引く物価高により昼食を抜くなど食費を抑える学生が一定数いるといいます。
200円ランチは夏休み期間を除いて、10月中旬まで提供されます。