兵庫県知事を巡る新たな証言です。

兵庫県 斎藤元彦知事 「事実無根の内容が多々含まれている。しかも業務時間中なのに、嘘八百含めて文書作って流す行為は公務員として失格ですので」

 斎藤知事はパワハラ疑惑などを告発した元局長について、3月の会見で厳しい言葉で批判していました。

 関係者によりますと、斎藤知事はこの会見の直前に、人事当局から「詳細については調査が必要」と進言されたといいます。

 しかし、知事は告発文書について「事実無根の内容が多々含まれている文書」といった趣旨のメモを自ら作成し、「これを言うから」と会見に臨んだということです。

 一方、これまでの百条委員会では、斎藤知事から「調査結果を待たずに元局長を処分できないか」と人事当局に問い合わせがあったと、現役職員が証言しています。

 弁護士の「法的には問題ない」という回答を受けて、元局長の処分が行われたという経緯が明らかになっていますが、この弁護士について、百条委員会が証人尋問を行う方針を固めたことが分かりました。

(「グッド!モーニング」2024年8月27日放送分より)