11日に900円下げたと思いきや、12日には1200円以上上昇し、乱高下した先週の日経平均株価。

 一方、円相場は13日に1ドル=140円台後半まで円高・ドル安へ進み、今年の高値を更新しました。

 今週マーケットが注目するのは、日米で予定されている2つの重要な金融政策イベントです。その一つが、4年半ぶりの利下げ決定が確実となっているFOMC(米連邦公開市場委員会)です。

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏 「利下げ幅が今回0.25%になるか、0.5%になるか、見方が分かれている。市場ではFRB(連邦準備制度理事会)の積極的な利下げに対して期待が高まっている。0.5%の場合、市場はこれを好感して、いったん株高の反応が予想される」

 もう一つの日銀金融政策決定会合については、次のように話します。

市川氏 「日銀の追加利上げに関しては、ゆっくりとしたスピードで進めていく可能性が高いと思います。日銀の厳しい引き締めで円高が進むというシナリオは、今のところ考えづらい」

(「グッド!モーニング」2024年9月16日放送分より)