震災の復興支援と交流人口の増加を目指すサイクリングイベント「ツール・ド・東北」が開催され、全国から集まったライダーが被災地の沿岸部を駆け抜けました。

 「ツール・ド・東北」は震災の風化を防ぎ復興を後押ししようと2013年から開催されています。

 11回目の2024年は走行距離ごとに3種類のコースが設定され、参加者らは宮城県石巻市や南三陸町など被災地の沿岸部を駆け抜けました。

 

 また、女川町の休憩所ではサンマのつみれ汁が提供され、地元の名産品で束の間の休息を楽しんでいました。

 新潟からの参加者「毎回美味しいです。毎年通るたびに(復旧工事などで)コースが変わってた時があったので、直ってきた様子を見ながら良かったなと、そんな気持ちで走ってます。」

 女川からの参加者「各地から来てくださっているわけですからすごくありがたいと思います。」

 今回はおよそ1300人が参加し、沿道では多くの地元住民がライダーに声援を送っていました。