宮城県気仙沼市で採卵用サケの捕獲が始まりました。初日の水揚げ量は平成以降、最も少なくなりました。
気仙沼市の大川でサケの捕獲が始まり、気仙沼鮭漁業生産組合の組合員らが網に掛かったサケを作業船で水揚げしました。
初日の18日は体長約70センチ、3キロほどの標準サイズが主体で雄と雌、計5匹を捕獲しました。
初日の水揚げ量としては平成以降で最も少なく、採卵はしたものの受精作業は見送られました。
気仙沼鮭漁業生産組合管野幸一組合長「危機的な状況だと捉えている。北海道や山形県から移入卵を入れて、いくらでも気仙沼から放流したい」
サケの捕獲は、1月まで続けられます。