JR東日本の車両の台車の枠にひびが見つかり、その後の検査で計178カ所でひびが見つかったことが分かりました。

 11月、JR東日本の東北線や仙山線などで使われているE721系の車両で、台車を構成する骨組みに5ミリから11センチのひびが見つかりました。

 E721系の2両編成の車両を検査したところ、98両中64両で3ミリから11センチのひびが計178カ所で見つかりました。

 JR東日本は、ひびが見つかった全ての車両で溶接による修繕を終えたということです。

 原因は調査中としていますが、ひびが入った箇所は複数の補強材で構成されているため、安全性に問題は無いとしています。