宮城県のインフルエンザの感染者数が、前週から倍増しました。県は、基準を超えたとして全域に警報を出し、感染対策を徹底するよう呼び掛けています。
22日までの1週間に確認された宮城県のインフルエンザの感染者数は、1医療機関当たり32.66人と前の週から2倍に増え、警報基準の30人を上回りました。増加は7週連続です。
保健所別では大崎が44.20人と最も多く、次いで塩釜が35.63人、仙南が35.29人、仙台市31.41人などとなっています。
感染者は幅広い年代にわたっていますが、19歳以下が7割を占めています。
新型コロナの感染者数は1医療機関当たり9.32人となっていて、6週連続で増加しています。
県は外出後の手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策を徹底するよう呼び掛けています。