アフリカ中部のコンゴ民主共和国でクリスマスに合わせて帰省した商人らを乗せた船が川で転覆し、少なくとも38人が死亡しました。

 AP通信によりますと、コンゴ民主共和国の北西部にあるブシラ川で20日、商人らを乗せた船が転覆し、少なくとも38人が死亡し、100人以上が行方不明になっています。

 AP通信は、船に400人以上が乗っていたと伝えていて、定員超過や救命具の不備が原因とみられています。

 コンゴでは17日にも西部の川で25人が死亡する転覆事故があり、定員超過が原因とみて当局が捜査しています。

 コンゴでは、道路のインフラ整備が遅れ、川が住民の主要な交通路となっています。