韓国の非常戒厳を巡り、拘束令状が発付された尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領について、合同捜査本部が拘束に踏み切るのかどうか緊張が高まっています。

 弾劾(だんがい)訴追や拘束に反対の声を支持者らは上げています。

 大統領の弁護団は「違法で無効」とし、拘束令状の効力停止を求める仮処分などを憲法裁判所に申し立てました。

 捜査本部が拘束に踏み切れば衝突も予想されます。

 拘束令状の期限は1月6日までの1週間で、捜査本部はタイミングを探っているとみられ、「今後の日程は決まっていない」としています。