ノーベル平和賞を受賞し、100歳で亡くなったアメリカのカーター元大統領の国葬がワシントンで行われました。

 カーター氏は1977年に第39代大統領に就任し、エジプトとイスラエルの和平交渉の仲介などを実現しました。

 退任後も国際紛争の平和的解決に取り組み、2002年にノーベル平和賞を受賞しています。

 今月9日の国葬にはトランプ氏やオバマ氏など歴代の大統領が参列しました。

 バイデン大統領は弔辞で「政治のしがらみに惑わされず世界に奉仕し、世界を形作るという使命を貫いた人だった」と死を悼みました。

菅元総理 「カーター大統領の功績は偉大であり、それにふさわしい厳かな国葬だった」

 石破総理の特使として参列した菅元総理は「カーター氏は世界の発展のため活躍した」と述べ、その功績をたたえました。