楽天イーグルス新人選手の合同自主トレが、10日から始まりました。注目のドラフト1位宗山は「周りに流されずやるべきことをしっかりやりたい」と抱負を語りました。

 午前10時ごろに楽天モバイルパーク宮城の室内練習場に集まった8人のルーキーたちは、視察に訪れた三木監督ら首脳陣からの熱い視線が送られる中で練習となりました。

 5球団が競合したドラフト1位宗山は、守備練習で華麗な身のこなしを披露したほか、バッティング練習でも快音を響かせ、1つ1つの動きを丁寧に確認しました。

 徐々に速くなる電子音を合図に20メートルを何往復できるかを競う毎年恒例のシャトルランでは、70回を超えると次々と脱落者が出る中で宗山は8人中3位の105回で終わりました。

 最後まで走り続けたのは、育成ドラフト1位で奈良大学附属高校から入団した岸本佑也でした。記録は、自らの背番号でもある132回でした。

 岸本佑也選手「自分の持ち味は肩なので、足も使って守備範囲を広くし肩を生かせるように足を使っていきたいと思います」

 新人合同自主トレは28日まで行われ、2月1日から始まる沖縄県での春季キャンプに向けた体づくりに励みます。

 宗山塁選手「体の動き自体は悪くないですし、ここからもっと上げていけたらなっていう感じです。自分は自分なりの良さを出して、あまり周りに流されずに自分のやるべきことをしっかりできたらなと思います」

 なお、三木監督は前シーズンサードを守っていた浅村をファーストにコンバートすることを明かしました。ドラフト前から本人と話し合い決まったということです。