ミャンマーの反政府勢力を通じて核物質や麻薬などを密輸しようとした罪でアメリカで起訴された日本人の男がニューヨークの連邦地裁に出廷し罪を認めました。
日本国籍のエビサワ・タケシ被告は、ミャンマーの反政府武装勢力と武器を取引する際にプルトニウムなどの核物質や麻薬を密輸しようとしたなどとして起訴されていました。
アメリカ司法省によりますと8日、ニューヨークの連邦地裁に出廷したエビサワ被告は6件の罪を認めたということです。
量刑は4月9日に言い渡される予定で、最高で終身刑が科される可能性があります。
エビサワ被告は日本やタイ、スリランカに犯罪ネットワークを持つ「ヤクザの幹部」だと指摘されていて、アメリカ当局のおとり捜査で2022年に逮捕されています。