アメリカ・ロサンゼルス周辺で消火活動の続く大規模火災について、バイデン大統領は「ロサンゼルスを襲った過去最悪の火災だ」と述べ、連邦政府としての支援強化を表明しました。
アメリカ バイデン大統領 「命が奪われ、家族の形が変わってしまった。ロサンゼルスを襲った過去最悪の火災だ」
バイデン大統領は9日、ホワイトハウスで対策会議を開催し、連邦政府が所有する30機以上の消火ヘリや航空機のほか消防士400人などを現場に投入すると表明しました。
国防総省からも火災の対応に当たる500人の地上部隊が派遣される方針です。
バイデン大統領はまた、来週いっぱいまで「強い風が続く可能性が高い」との見通しを示しました。
連邦政府として「あらゆるものを現場に投入し続ける」とも強調し、がれきの撤去や一時的な避難場所の設営などにかかった対策費用は連邦政府が180日間にわたり全額負担する方針を示しています。
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