11月に2人以上の世帯が消費に使ったお金は29万5518円で、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月と比べて0.4%減少し、4カ月連続のマイナスとなりました。
総務省が行った11月の家計調査によりますと、家庭用耐久財への支出は前の年の同じ月と比べて28.2%の減少となりました。
なかでもエアコンが39.4%、電気洗濯機が37.4%のマイナスとなり、買い控えの消費者意識が一因として考えられるとしています。
また、洋服への支出が9.6%の減少となりました。
11月前半の気温が高く、秋冬物の購入が前年よりも少なかったことが要因としています。
さらに、10月の気温が高くガス使用が増えなかったことから、ガス代への支出は前の年の同じ月と比べて5.2%のマイナスとなりました。