宮城県のガソリン小売価格は政府の補助金が縮小されたことを受け、レギュラーが185.1円、ハイオクが196.4円といずれも過去最高値となりました。

 資源エネルギー庁によりますと、20日時点の宮城県のガソリンの平均小売価格は、レギュラーが前の週より6.3円高い185.1円、ハイオクが6.6円高い196.4円といずれも3週ぶりに値上がりし過去最高値となりました。

 石油情報センターは、16日から政府の補助金が縮小された分値上がりしたと分析しています。来週は横ばいで推移する見通しだということです。

 宮城県石油商業組合は「宮城県は元々ガソリンスタンド同士の価格競争などに基づく価格変動が激しいため、しばらく様子をみて必要な分だけを給油してほしい」と呼び掛けています。