木村緋紗子さん「これからが本当のスタートだと。最後にやることではないかと思っております」
12月にノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会、日本被団協の代表理事で仙台市在住の木村緋紗子さんが授賞式から帰国後初めての報告会に臨み、集まった参加者にノーベル平和賞の受賞を報告しました。
広島市出身の木村さんは、8歳の時に爆心地から約1.6キロの場所で被爆し、父親や祖父など親族8人を失いました。
木村さんは、12月10日にノルウェーで行われた授賞式への参加を通じて、核兵器廃絶への思いが更に強まったと振り返りました。
木村緋紗子さん「やはりもう核兵器廃絶ということしかないです。それと戦争をやめましょうということを、やはり私たちは被爆に遭った人間としてやはり伝えていかなくちゃならないなって」
木村さんは、今後も機会があれば国内にとどまらず海外にも足を運んで訴えを続けていきたいということです。