宮城県の石巻市や女川町で漁業者が海に転落する事故が相次いでいることを受け、漁業者へ救命胴衣の着用が呼び掛けられました。
22日朝、女川町の指ケ浜漁港では石巻海上保安署の職員らが海難事故防止のポイントを示したパネルを掲げながら、漁業者に救命胴衣の着用を呼び掛けました。
石巻海上保安署によりますと、管内では1月に漁業者が海に転落する事故が3件発生し、2人が死亡しました。このうち1名は、救命胴衣を着用していなかったということです。
石巻海上保安署村上伸悟次長「寒い時期に海中に転落した場合、体が動かなかったり、思うように自由が利かない事が起こりますので、まずは転落しないように安全に操業し救命胴衣の着用をお願いしたい」