宮城県で29日、新たに1153人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また、患者3人が死亡しました。

 感染が確認されたのは、仙台市発表分553人、宮城県発表600人です。

 29日の感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は120人です。

 年代別では、10歳未満187人、10代211人、20代138人、30代150人、40代194人、50代118人、60代66人、70代51人、80代22人、90歳以上16人です。

 宮城県の土曜日の感染者は、9月3日1636人、10日1277人、17日999人、24日325人、10月1日719人、8日502人、15日787人、22日825人、29日1153人と推移していて、3週連続で増加しました。

 全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。

 大崎市15人、石巻市13人、栗原市・登米市で各10人、岩沼市・気仙沼市・塩釜市で各6人、多賀城市・美里町・名取市で各4人、白石市・涌谷町・柴田町で各3人、東松島市・松島町・利府町・大河原町・大和町で各2人、村田町・亘理町・川崎町・富谷市で各1人です。仙台市は発表していません。

 宮城県によりますと、確保病床の使用率は、宮城県全体で19.2%(115/599床)、重症病床は1.8%(1/55床)、仙台医療圏に限ると20.1%(80/399床)、重症病床は0.0%(0/40床)です。

  宮城県によりますと、27日現在のPCR検査等の実施状況は、24日2524件(陽性963)、25日1820件(陽性1114)、26日1682件(陽性1026)、コールセンターへの相談件数は、24日584件、25日436件、26日468件です。