子どもたちがスポーツを始めるきっかけにしてもらおうと仙台市宮城野区でプロ球団を含むさまざまなスポーツ団体が一堂に会した体験教室が開かれました。
仙台市が主催したこのイベントは、市内の小学3年生までの児童と保護者を対象に行われおよそ1300人が参加しました。
会場では9種目のスポーツが体験でき、特にサッカーやバスケットボールなど仙台のプロスポーツチームのスクールコーチなどからアドバイスを受けられる体験教室には、定員の2倍近い応募が集まる人気ぶりでした。
バレーボールの体験教室では、リーグ戦真っただ中の「リガーレ仙台」の現役選手3人が、正しいボールの扱い方などを直接親子に指導していました。
参加した小学生「(直接教えてもらえて)すごくうれしかったので家に帰って妹に話したいと思います。バレー部に入ります」
母親「きょう改めて体を動かす楽しさを感じてくれたと思う。これをきっかけに娘と一緒にバレーができる日が楽しみと思っています」
仙台市が在仙のスポーツ団体などを一堂に集めてイベントを開催するのは今回が初めてです。
仙台市スポーツ振興課・田中輝主幹「ニーズがあることがはっきり分かりましたので、ぜひ来年以降も継続してやっていけるような形を作れればいいと思っています」