7日、宮城県石巻市の住宅で母親の首を包丁で刺し殺害しようとしたとして49歳の息子が逮捕された事件で、息子は口論の末犯行に及んだことが分かりました。
警察によりますと石巻市広渕の自称会社員の佐藤昌喜容疑者(49)は、7日午後6時40分ごろ自宅で母親の多喜子さん(75)の首を包丁で刺し殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
「母親が刺された」と佐藤容疑者の弟から警察に通報があり、駆け付けた警察官が現行犯逮捕しました。
多喜子さんは石巻市内の病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
近所の人「良い方だった。いつも畑仕事をして花も好きで、庭の方にも花を植えてとても感じの良いお母さんでしたね」
警察へのその後の取材で佐藤容疑者は、母親と口論の末犯行に及んだことが分かりました。
警察は、捜査に支障があるとして佐藤容疑者の認否を明らかにしていません。容疑を殺人に切り替え犯行の動機や当時の状況を調べています。