宮城県は、14日に開会する県議会6月定例会に、光熱費への支援策などを盛り込んだ総額83億円余りの一般会計補正予算案を提出します。

 今回の補正予算案は光熱費や物価高への支援策が柱となっていて、総額は83億2000万円です。

 新しい取り組みとして、都市ガスとは違って国の支援が無かったLPガスの料金について、1世帯当たり毎月400円を補助するため約13億円を計上しました。

 光熱費の上昇に伴う補助も盛り込まれ、商業施設内のテナントなどの中小企業向けに8億4000万円、園芸農家に対し6900万円を計上しています。