高齢者が運転する車の事故を減らそうと、仙台市は65歳以上のドライバーを対象にした講習会を開きました。
泉区の自動車学校で開かれた講習会には、65歳以上のドライバー15人が参加し、校内のコースを走って加齢とともに低下しやすい運動能力や判断力を確かめました。
参加した80歳の女性は、毎日習い事やひ孫の送り迎えに車を使うといいます。
教官「ちょっと前がぶつかっちゃいましたね」
縦列駐車をする時に、車の前方がポールにぶつかってしまいました。
教官「だんだん周囲の確認が薄れてしまって、そこ(慣れている操作)には目を配っていても慣れない操作になるとそちらへの注意がなくなっちゃうのかなと思います」
女性(80)「やっぱり初心に帰りましたね。緊張しました。80歳で緊張しました。でも受けて良かったですね。これからも気を付けて運転していきたいと思います」
講習会では座学も行われ、シミュレーション動画を見ながら危険だと感じた点について受講者同士で話し合い、安全運転への理解を深めていました。