仙台市は、青葉区に建設する2000席規模の音楽ホールの最終案をまとめ、市の懇話会に示しました。2031年度の開館を目指していますが、委員からは早い開館を望む声も出されました。
仙台市は、2000席規模の音楽ホールを青葉区の国際センター駅北側の広場に建設する計画で、建物には震災伝承施設も整備されます。
市が検討懇話会に示した最終案によりますと、音楽ホールと伝承施設を合わせた延床面積は3万2000平方メートルで、設計費と建設費を合わせ350億円規模になります。 委員からは「2031年度の開館予定よりも前倒しでオープンしてほしい」「質の高い芸術に触れられる施設にしてほしい」といった意見が出されました。
郡和子仙台市長「これから基本計画、設計と道筋がありますが、スピード感を持ちながらプレで行う事業も含めて、余裕を持ちながら取りまとめて建設を進めていければと思う」
仙台市は2024年度中に基本計画を策定し、2031年度の開館を目指しています。