東北新幹線は停電の影響で始発から一時、運転を見合わせました。送電トラブルにより3万6600人に影響が出ました。
小笠原侑希記者「JR仙台駅です。東北新幹線が運転を見合わせているということで、改札の前は多くの人であふれかえっています」
JR東日本によりますと29日午前5時45分ごろ、東北新幹線の大宮駅と小山駅の間で電力設備に木の枝が引っ掛かり停電が発生しました。
このため、東京駅と仙台駅の間の上下線で始発から一時運転を見合わせました。
約3時間後に運転を再開しましたが、東北新幹線や山形新幹線などの上下線で計29本が運休し、最大で約3時間の遅れが発生し3万6600人に影響が出ました。
利用客「会社の研修が始まるので行きます。間に合えばいいなって願っている感じです」「4月から大学生なので災難でした。スタートダッシュ切れてないなって感じがありますね」
JR東日本は東北新幹線のダイヤが乱れているため、品川駅からいわき駅に向かう常磐線の特急ひたち9号を臨時快速列車として仙台駅まで延長運転するなど対応に当たりました。