政府は春の褒章の受章者を発表しました。長年、商業などに励み、模範となるような人に贈られる黄綬褒章には、フレンチシェフの三國清三さんらが選ばれました。

フレンチシェフ 三國清三さん 「世界で戦争があったり色んなことがあって。皆仲良くおいしいもの食べて、仲良くなってほしいなと思います。食べ物ってそういう力があるし、非常に良い仕事だと思います」

 三國さん(70歳)は、15歳から55年にわたり料理一筋で、日本のフランス料理界を牽引(けんいん)してきました。

 また、芸術・文化の分野で活躍した人に贈られる紫綬褒章には、史上最年少で落語協会の会長も務めた落語家の柳亭市馬さんらが選ばれました。

落語家 柳亭市馬さん 「好きなことを商売にして、それでこんな栄誉までいただいていいかしらと。うれしいのと恐縮するのと、ごちゃごちゃです」