カザフスタンを訪問している中国の習近平国家主席がロシアのプーチン大統領と会談し、両国の友好を強調しました。

習近平国家主席 「変化と混乱が入り混じる国際情勢と外部環境に直面し、双方は引き続き代々友好の初心を守り、両国の正当な権益を守り、国際関係基本準則を守るため努力すべきです」

プーチン大統領 「私たちはいかなるブロックも同盟関係も構築していない。単に両国民の利益のために行動しているのだ。ロシアと中国の協力は、国際舞台における主要な安定要因の一つだ」

 習主席とプーチン大統領の首脳会談は5月以来で、中国国営テレビによりますと、習主席は「両国の各分野の協力は既定路線に沿って安定して前進している」と指摘しました。

 また、4日に中国やロシアが主導する上海協力機構の首脳会議が開かれることに触れ、「さらに緊密な上海協力機構の運命共同体を作ろう」と強調しています。

 プーチン大統領はロシアと中国の関係は史上最良だと強調し、連携強化を念押ししました。

 また、プーチン大統領はトルコのエルドアン大統領とも会談しました。

 エルドアン大統領はウクライナとの停戦に向け仲介する用意があると強調しました。