宮城県多賀城市の東北歴史博物館で、和食をテーマにした特別展が6日から開催されます。一足早く展示内容が公開されました。

 東北歴史博物館で開催される特別展和食では、世界でも注目されている日本の食文化を約400点の標本や資料を通して学ぶことができます。

 中津川夏帆記者「江戸時代にファストフードとして楽しまれたすしの屋台が展示されています。シャリは今よりも2倍大きかったということです」

 織田信長が徳川家康にふるまったとされる料理や、様々な地域性が見られる雑煮の標本も展示され、焼きハゼがのった仙台雑煮も紹介されています。

 江戸時代のぜいたくな花見弁当や和食には欠かせないダイコンまで、様々な視点から食文化について知ることができます。

 監修・国立科学博物館植物研究部國府方吾郎研究主幹「日本の豊かな自然と日本人の知恵が和食をつくったことを知っていただくための展示を多く集めております。皆さんにとっての和食とはということや、日本人の食文化を考えていただければと思う」

 特別展和食は、6日から東北歴史博物館で開催されます。