警視庁下谷署の30代の巡査長が業務で訪れた都内の住宅で現金20万円を盗んだとして書類送検されました。巡査長が訪れた住宅では他にも窃盗被害が数件確認されているということです。

 下谷署の刑事組織犯罪対策課の男性巡査長(30代)は3月15日、業務で訪れた都内の住宅で現金20万円を盗んだとして書類送検されました。

 捜査関係者によりますと、当時この住宅にいた女性は室内で倒れ、搬送先の病院で死亡が確認されていて、巡査長は経緯などを調べるためにこの住宅を訪れていました。

 当時、住宅には遺族らがいましたが、巡査長は隙を見て住宅にあった現金20万円を盗んだということです。

 巡査長が業務などで訪れた住宅では物が盗まれるなどの被害が数件、確認されていて、警視庁が関連を調べています。