パリオリンピック卓球です。仙台市出身の張本智和選手と妹の美和選手がそれぞれ団体戦に出場しました。美和選手は、圧巻のプレーでオリンピックデビューです。

 女子団体1回戦、世界ランク2位の日本はポーランドと対戦しました。オリンピック初出場となった16歳の張本美和は2試合目のシングルスを託されました。

 第1ゲームを得意のバックハンドなどで得点を重ねあっさりと奪うと、第2ゲームに入ってもその勢いは止まりません。初のオリンピックとは思えない堂々としたプレーで相手を寄せ付けずストレート勝ち。チームも3−0でポーランドに勝利し準々決勝に進出しました。

 張本美和選手「試合の前はすごく緊張したんですけど、試合に入ったら自分がどうするべきかや戦術をしっかり考えて、落ち着いてプレーすることができた」

 張本智和選手が出場した男子もオーストラリアに3−0でストレート勝ち。準々決勝に駒を進めています。