ウクライナ軍が6日から続けているロシア西部への越境攻撃で、ウクライナ軍が国境から30キロの地点に到達したことが明らかになりました。

 BBCなどによりますと、ロシア国防省は11日、国境からおよそ30キロの地点で戦闘が行われ、「ウクライナ軍の試みは阻止された」と発表しました。

 越境したウクライナ軍の兵力は当初、最大1000人ほどとされていましたが、ウクライナの高官は、AFP通信の取材に対し、数千人が作戦に従事していると明らかにしました。

 一方、ゼレンスキー大統領は11日、ロシアが占拠するウクライナ南部・ザポリージャ原発で、ロシア軍が火災を起こしたとSNSに投稿しました。

 ウクライナの電力会社は冷却塔のひとつが損傷したと発表しましたが、現在は鎮火しているということです。

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